【アサシン クリード シャドウズ】主人公・弥助は侍なのか問題でUBIが謝罪「史実や歴史上の人物を再現するものではない」

【アサシン クリード シャドウズ】主人公・弥助は侍なのか問題でUBIが謝罪「史実や歴史上の人物を再現するものではない」

ゲームメーカーの仏Ubisoftの日本支社であるユービーアイソフト(Ubisoft Japan)は7月23日、公式Xアカウント(@UBISOFT_JAPAN)で開発中の新作ゲーム「アサシン クリード シャドウズ」に関する声明を発表した。同作を巡っては「史実を誤認させるような表現があるのではないか」と一部ユーザーの間で物議を醸していた。これに対してUbisoft Japanは「ゲームで史実を再現する目的はない」などと説明した。

同作ではシリーズ初の試みとして、実在した人物をモデルを主人公にすると発表。信長に仕えたとされる黒人男性「弥助」を主人公の一人に置き、Ubisoftは「伝説の侍」として紹介していた。しかし、実在の歴史では弥助が侍だった証拠がないとして「史実を誤認させる表現ではないか」と一部のユーザーたちが指摘。これをきっかけに、英字版Wikipedia内の弥助のページ内の表現にも問題があるとする指摘も続出し、物議を醸している。

このような状況を受け、Ubisoft Japanは23日に声明を発表。同作を巡り「日本の皆さまにご懸念を生じさせたことについて、心よりおわび申し上げます」と謝罪した。続けて、開発意図として「(アサシンクリードシリーズは)史実や歴史上の人物を再現する目的で作られたものではありません」と説明した。

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