健康診断で男性医師が女児のパンツの中を見る…「ホルモンの成長確認してます、来年もやりますよ」

健康診断で男性医師が女児のパンツの中を見る…「ホルモンの成長確認してます、来年もやりますよ」

群馬県みなかみ町の小学校で、健康診断の際に女子児童が、男性医師から下半身を見られたなどの相談が学校などに寄せられていることがわかりました。医師は7日、私たちの取材に応じ「間違ったことはしていない」と答えました。
   ◇
その日、学校を終えた娘が話した耳を疑うような出来事。
小学校高学年の母親
「(娘が)『聞いて聞いて、内科検診でパンツの中見られたんだよ』という話をされて」

群馬県みなかみ町の小学校で行われた健康診断で医師が行ったというのが、児童の下半身をのぞいたり、触ったりする行為。

それも1人だけではなく…
小学校低学年の父親
「(子どもが)『パンツの中見られた』って。話を聞いていくうちに『6年生の子も見られた』と。おやっ? と思って(他の保護者に)そっちはどう? と。『うちもなんだよね』という人ばかり。これはどうもおかしいぞと」

~略~

2つの小学校の生徒、合わせて100人ほどが保健室の前の廊下で待機し、順番に呼ばれて診察が行われました。中はパーティションが設置されていて、1人は入り口付近で待機。診察には医師、女性教員、保健の先生の3人が立ち会っていて、女性教員が児童の上着をめくり、医師が診察するという流れ。保健の先生は記録をつけていたといいます。

小学校高学年の母親
「保健の先生が1度か2度くらい入って、『何の検診されているんですか』とおっしゃったみたいなんですけど、(医師は)『ホルモンの成長を見ています』ということで続行された」

小学校低学年の父親
「仮にこれが正しい内科検診のやり方だったとしたら、日本全国で他にこのやり方を取り入れている学校があるのか聞きたいですね」

今回、問題となっているのは70代の医師。私たちの取材に対し、下着の中を見たことは認めた一方、「触ってはいない」と主張。その上で…

健診の担当医師(70代)
「僕は間違ったことをしたと思っていない」

下半身の診察は、子どもの成長スピードや成熟のバランスを見るためで、この時期の診断で一番大事な診察だと主張。

健診の担当医師(70代)
「いい加減に見て、あとで文句を言われても困る。来年も同じことをやります。やめてもいいけど、それは子どものためになるのか」

続きを見る