【ススキノ殺人】妄想上の恋人(ジェフ・ザ・キラー)との結婚披露宴に両親も参加、父親とSMプレイの練習、避妊なしで性行為され殺害
【ススキノ殺人】妄想上の恋人(ジェフ・ザ・キラー)との結婚披露宴に両親も参加、父親とSMプレイの練習、避妊なしで性行為され殺害
2023年7月、札幌ススキノのホテルで当時62歳の男性が首を切断され頭部を持ち去られた猟奇的な殺人事件。
逮捕・起訴された親子3人のうち、母親の田村浩子被告(61)の初公判が6月4日に札幌地裁で開かれ、浩子被告は起訴内容を否認、無罪を主張しました。
裁判で検察側は「ススキノの閉店イベントで被害男性と会い、その後ホテルに行き、避妊なしで性行為をされた。瑠奈被告はここで殺害を考えた。瑠奈被告が死体損壊の後、浩子被告は修被告によろしかったらお嬢さんの作品をご覧くださいと連絡した」と指摘。
これに対し、弁護側は「通報しなかったりとがめないことでほう助になるとの文言はない。ビデオ撮影や頭部損壊は聞いていない。抽象的に修被告に撮影を依頼した」と、犯行への関与を全面的に否定しました。
■瑠奈さん18歳頃からの変化①
・子供の頃の瑠奈さんはハリーポッターを好んだり、友達を家に呼んで遊ぶなど、ごく普通の子供
・18歳の頃から「田村瑠奈は死んだ」と言い始め、田村瑠奈の死体に複数の人格が入り込んでいるという”ゾンビ妄想”に
・自身が田村瑠奈であるという認識は、10年以上前から現在までない
・「田村瑠奈の体には5~6人の魂が入って、体を借りているだけ」などと言って、自分のことを「ルルー」や「シンシア」などと名乗るようになる
・修さんも浩子さんも「瑠奈」ではなく、「お嬢さん」などと呼ばなければならない
・瑠奈さんも修さんや浩子さんのことを「ドライバーさん」「彼女」と呼ぶ
■瑠奈さん18歳頃からの変化②
・その時々で話し方や様子が別人のようになるときがある
・時折虚空を見つめて、妄想上の恋人(ジェフ・ザ・キラー)との会話も繰り返す
・精神が不安定になると、発狂したように意味不明な言葉を叫ぶ、自宅の壁を殴って穴を空ける、さらに自傷行為や自殺未遂をしてしまう
・修さんは瑠奈さんの妄想を肯定も否定もしないというスタンス、浩子さんは瑠奈さんの妄想を否定しないよう細心の注意を払って生活
・瑠奈さんの希望は可能な範囲でかなえるようにしていた
・瑠奈さんの妄想上の恋人であるジェフとの結婚披露宴(儀式)にも参加
(略)
■瑠奈さんが男性を探した目的
・会ったらSMプレイをすると言っていた
・瑠奈さんは以前からSMへの興味、女王になりたいと言ってSM関連のグッズを購入していた
・会う約束をした約1週間後、クラブで知り合った男性とSMプレイ
・修さんとSMプレイの練習、浩子さんはSMプレイに使用するスカーフを購入
・瑠奈さんは男性に会うのを楽しみにしていた
・浩子さんは一度トラブルになった男性と会わせたくなかった
・止めたところで行かないというはずもなく、止められなかった