【セクシー田中さん】脚本家「脚本を書いてない9、10話にもクレジットで名前入れろ」、日テレ「今後もトラブルは恐れないで制作」

【セクシー田中さん】脚本家「脚本を書いてない9、10話にもクレジットで名前入れろ」、日テレ「今後もトラブルは恐れないで制作」

日本テレビは31日、昨年10月期放送の連続ドラマ「セクシー田中さん」原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死した問題について、東京・汐留の同局で「社内特別調査チーム」が会見を開き、調査結果を報告した。

調査報告書によると、脚本家は「日本テレビからいきなり9、10話について本件原作者が脚本を書くことを告げられ、降板したが、自分のアイディアが使われているとして、本件原作者が脚本を書いた9、10話にも自分の名前をクレジットとして入れるよう要求した」という。

この提案について、芦原さんは、「これらのクレジットだと、9、10話の脚本に本件脚本家が協力していると捉えられる」として、提案を却下。最終話(10話)にはオールクレジットとして、本件脚本家名(1~8話脚本)を、本件原作者名(9、10話脚本)と離して表示することを認めた。

▽こうした流れが本件脚本家はSNSへの投稿に繋がったが、日本テレビは、さらなる騒動の拡大を避けるため、また、脚本家個人のSNS投稿を取り下げるよう求めることは法的に難しいのではないかという法務見解もあったため、削除を求める、公式コメントを出すなどの対応は控えた。

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