ジャニー喜多川氏の問題や寄付金着服で批判が懸念される「24時間テレビ」今年もSTARTO社タレントの起用内定

ジャニー喜多川氏の問題や寄付金着服で批判が懸念される「24時間テレビ」今年もSTARTO社タレントの起用内定

長らく旧ジャニーズ事務所のタレントが「24時間テレビ」のメインパーソナリティーにキャスティングされてきたが、昨年3月に故ジャニー喜多川氏の一連の問題が明るみに出て以降、スポンサー企業やテレビ各局は新規起用に慎重姿勢を見せるようになった。新会社のスタート社に所属タレントが移行して本格稼働を始めたのは4月だ。

 また「24時間テレビ」を巡っては、昨年11月に系列局の日本海テレビジョンの男性による寄付金約1118万円に及ぶ着服が判明するなど、ドタバタ続きだった。

 同局では、メインパーソナリティーという呼び方をするかなど、白紙の状態から議論。詳細は明かされなかったものの、中心となる人物は内定しているという。

 ある芸能プロ関係者の話。

「無理もないでしょう。メインパーソナリティーについては、日テレ内はもちろん、スタート社内でも『例年通りやっていいのか』と揉めていたぐらいですから」

 同関係者によると、現段階で決まっているのは、スタート社のタレントを起用することのみ。ここまで来るまでもギリギリの調整だった。

「やはりスポンサーへの影響や世間からの批判を懸念して、営業や報道の部署はスタート社のタレント起用に反対していたようです。それでも最終的にはスタート社のタレントを使うということで話がまとまりました」(同)

 ようやく一つの道筋は見えてきたが、問題はどのグループを起用するかいまだ決まっていないことだ。

「候補はいろいろ挙がってはいます。今夏に日テレ系で放送される『高校生クイズ』のパーソナリティーを務めるSixTONESや、名前を変えて新たな勝負に出るtimelesz(旧Sexy Zone)。はたまた2人体制で売り出していくKing&Princeあたりですね。もちろん、その他のグループも含めて最終的な話し合いが進んでいます」(同)

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