【セクシー田中さん問題】GW明け予定だった調査結果公表の遅れについて、日テレ社長「まとめに入っていると聞いています」

【セクシー田中さん問題】GW明け予定だった調査結果公表の遅れについて、日テレ社長「まとめに入っていると聞いています」

日本テレビは27日、都内の同局で定例会見を行い、石澤顕社長が昨年10月期の同局系ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家芦原妃名子さんの訃報に関連して設置した社内特別調査チームの進捗(しんちょく)状況を明かした。

4月の会見で結果公表時期が予定よりも遅れているとしており、石澤社長は「現在、聞き取り内容を外部弁護士と共にまとめに入っていると聞いています。関係者の話などで齟齬(そご)が出ないように確認作業もやっている。このへんがきちんとまとまったら、できるだけ早く公表したい」とした。

当初は調査結果をゴールデンウイーク(GW)明け頃に発表するとしていた。遅れの原因については「相手のあることなので。先方との時間などが想定できないものもあって、時間がかかっている状況もある。ご理解いただきたい」と説明した。

調査は2月23日から開始しており、聞き取り範囲について「脚本家やドラマ制作者、プロデューサー、そしてお話をうかがった方がいいという方に随時うかがっている」と明かしていた。調査チームには、外部有識者として早稲田祐美子(わせだ・ゆみこ)弁護士と、國松崇(くにまつ・たかし)弁護士、社内メンバーの社内特別調査チーム責任者として山田克也(やまだ・かつや)取締役執行役員(広報・コンプライアンス、総務担当)コンプライアンス推進室長、谷田哲哉(たにだ・てつや)弁護士(03年から顧問弁護士)が入っている。

芦原さんは1月29日に栃木県内で発見され、死亡していることが確認された。50歳だった。捜査関係者によると、自殺とみられている。訃報が報じられて以降、SNS上では原因などについて多くの議論が巻き起こる事態となっていた。

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