立民・蓮舫氏「自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットする。その先頭に立つのが私の使命」

立民・蓮舫氏「自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットする。その先頭に立つのが私の使命」

立憲民主党の蓮舫参院議員(56)は27日午後、党本部で記者会見し、6月20日告示、7月7日投開票の東京都知事選に立候補することを正式に表明した。蓮舫氏は会見で「裏金事件、『政治とカネ』の自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットする。その先頭に立つのが私の使命だ」と意欲を語った。

今、私が身を置いてる国政では、自民党が引き起こした裏金議員、政治とカネの問題、これへの対応が急務です。国会で、(参院の)予算委員会で何度も岸田(文雄)首相に問いました。あるいは参院の政治倫理審査会では裏金議員、安倍派幹部の世耕議員にも問いただしました。記憶にない。まるで他人事のような、改革をしなければいけないという本気度が感じられない答弁に、本当に怒りを覚えております。

政治と金の問題をただす提案や法案を私達は提言していますが、今の自民党その自民党の改革案からは、本当に悪いことをしたら変えるんだという本気度が感じられません。非常に残念です。

長崎3区、島根1区、東京の江東区(15区)、3つの衆院補欠選挙が(4月に)行われました。私たちの仲間の立憲民主党の議員が選ばれました。昨日行われた静岡県知事選挙でも、静岡県民は野党候補を選んでいました。国民の声ははっきりしています。裏金議員、政治とカネの自民党。この自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットしてほしい。その先頭に立つのが私の使命だと感じてます。

◆「『7つのゼロ』『12のゼロ』はどこへ」

発信力、存在感、選挙の強さ、どれをとっても圧巻です。大きい人だと思っています。ただこうした変わり身の速さに私はついていけません。この分かりにくさを、小池都政をリセットするために、私はもう一度言います。2016年の「7つのゼロ」、この公約はどこに行ったのか、この他にも「12のゼロ」を公約として掲げてました。原発ゼロ、ブラック企業ゼロ、隠蔽ゼロ。どこに行ったんでしょうか? 今は小池都知事から公約の「ゼロ」の声は聞こえません。その代わりに突然思いついたかのような政策ばかりが私には印象に残っています。

小池都知事が手を挙げるのであれば、一緒に戦うのであれば、この8年間のご自身が口にした公約についての説明を、私は聞いてみたいと思っています。3選出馬するのであれば、自民党返り、自民党と一緒に行動していることを何と説明するのか、私は聞いてみたいと思います。

私は一貫しています。裏金議員、政治とカネの自民党、絶対に許しません。納税者の気持ち、誰よりも考えなければいけない都民の思いに寄り添いたいと思っています。

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