米レッドロブスターが破産、コロナ禍に始めた食べ放題メニューで損失拡大
米レッドロブスターが破産、コロナ禍に始めた食べ放題メニューで損失拡大
【ニューヨーク共同】米シーフードレストランチェーンのレッドロブスター運営会社は19日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと発表した。物価高などで客数が減り、財務状況が悪化していた。営業を続けながら事業の売却先を探る。
日本法人は、破産法適用の検討が報道された4月に「資金繰りなどは日本で完結しており、経営母体が別」として、影響はないとの見解を示している。
米国のレッドロブスターは1968年に設立され、ロブスターやカニ料理で有名。近年は他の外食チェーンとの競争激化もあって業績が低迷していた。米メディアによると、推定の負債総額は10億ドル(約1560億円)以上。売却先を探すに当たって、店舗数の削減を図るとしている。