『井上尚弥』「とてつもない試合を確信」ネリはガム噛み会見

THE ANSWER

　ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一戦12回戦が6日、東京ドームで行われる。4日は神奈川・横浜市内で会見が開かれ、
メインイベントの王者・井上尚弥（大橋）と元世界2階級制覇王者の挑戦者ルイス・ネリ（メキシコ）らが出席。34年ぶりの東京Dボクシング興行へ、心境やコンディションなどを明かした。
戦績は31歳の井上が26勝（23KO）、29歳のネリが35勝（27KO）1敗。

　歴史的な超大型興行まであと2日に迫り、決戦ムードが高まってきた。100人を超える国内外の報道陣、関係者が集結。
共同プロモート契約を結ぶ米興行大手・トップランク社のボブ・アラムCEOも駆け付けた。井上はネリと3月の試合発表会見以来の対面。
スーパーバンタム級のリミットは55.3キロ。前日計量を翌日に控え、心も体も万全だ。

「メンタル面で言いますと、いよいよこの日が来たなという想いとここに並ぶネリも凄くいい状態に仕上がっていると聞いていますので、
明後日はとてつもない試合ができると確信しています。この試合はメインイベント。エキサイティングな試合をしたいし、その中で勝つ姿を見せたい」

　2019年11月以来7戦連続KO中。一方、サウスポーのネリは前に出て手数を出すタイプだ。
蓄えた髭にサングラスをかけ、全身黒ずくめのいかつい装いで登壇。選手たちは名前を紹介されると立ち上がった挨拶したが、ネリだけは微動だにせず座ったまま。
ガムをくちゃくちゃと噛みながら質問に答え、ふてぶてしく意気込んだ。
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