【もう終わりだよこの国】「ムショで生活した方がマシ」“前科11犯の70代”…2人に1人が再犯を起こす日本
【もう終わりだよこの国】「ムショで生活した方がマシ」“前科11犯の70代”…2人に1人が再犯を起こす日本
1: ゆううつちゃん 2024/02/19(月) 11:11:22.81 ID:??? TID:bolero
「シャバにもどっても、何か不便なことがあれば、ムショで生活していた方がマシだって思って、わざとつまらない犯罪をしてしまうんだ」
鳥取県の山陰道の鳥取インターを降りると、黄金色の稲穂が揺れる田園風景が広がっている。田んぼの中の一本道を車で進んでいくと、牧歌的な光景には似つかわしくない、コンクリートの塀に囲まれた要塞のような建物が現れる。正門には日の丸の旗がはためき、制服を着た警備員が厳しい顔をして立っている。
ここは鳥取刑務所。全国に存在する60を超える刑務所のうちの一つだ。
現在、刑務所が抱えている問題に、受刑者の高齢化がある。建前の上では、刑務所は罪を犯した者を一定期間収容して反省を促し、出所後に真っ当な道に進ませるための施設である。
だが、現実的にはそうはなっていない。受刑者の社会復帰は容易ではなく、出所したところで2人に1人は再犯を起こしている。特に前科のある高齢者は就労が困難であるため、違法行為をくり返す率が高い。
かつて私が取材した前科11犯の70代の受刑者はこう語っていた。
「社会復帰しても金も友達もなく、何をやるにしてもすごく大変なんだ。その点、刑務所にいれば医療も受けられるし、ご飯も無料で食べさせてもらえる。だからシャバにもどっても、何か不便なことがあれば、ムショで生活していた方がマシだって思って、わざとつまらない犯罪をしてしまうんだ」
一部の受刑者にとって、刑務所は社会で暮らすより居心地のいい場所になっているのだ。
2017年12月、国はこうした現状を受けて