【体験女性告白 “海外出稼ぎ売春”の実態】30代女性「住み込みで10日間働き、客40人で、報酬は90万円でした」、20代女性「1カ月間働き、客は1日2~13人で、報酬は250万円でした」
【体験女性告白 “海外出稼ぎ売春”の実態】30代女性「住み込みで10日間働き、客40人で、報酬は90万円でした」、20代女性「1カ月間働き、客は1日2~13人で、報酬は250万円でした」
逮捕された容疑者らの手口です。
『海外出稼ぎシャルム』という求人サイトを開設し、求人情報を掲載しました。女性はホームページを見てブローカーに連絡し、ブローカーは海外の売春組織に女性を紹介し、紹介料を受け取ります。海外の売春組織が女性に報酬を支払います。
女性の取り分は、売上の5~6割だということです。ブローカーは、3年間で200人以上をあっせんし、売上は2億円近くということです。
被害者の30代女性です。
遊興費の借金がありました。去年3月にニューヨークに向かい、ブローカーの指示で観光目的を装い入国し、紹介された風俗店に行きました。住み込みで10日間働き、客約40人で、報酬は約90万円でした。
被害者の20代女性です。
去年、ワシントンDCに向かい、こちらもブローカーの指示で観光目的を装い入国し、紹介された風俗店に行きました。 約1カ月間働き、客は1日2~13人で、報酬は約250万円でした。
今回のブローカー逮捕の経緯です。
アメリカの国土安全保障省が、「売春目的の渡航の疑いで、日本人女性の入国拒否が相次いでいる」として、日本の警察庁に情報提供があったことで逮捕となりました。
■なぜ女性たちは海外に渡るのか
海外での出稼ぎ売春が増えています。
売春あっせん事件に関わる捜査員によると、「容疑者、被害者両方から出てくる共通の言葉は『報酬』。国内と比べ、海外の風俗店の方が料金が高くて、女性の取り分も多い」ということです。
実際に海外に出稼ぎに行った女性は、「1時間で手元に3万円がくる。日本だとこの報酬を出す店はほとんどない」と話しています。
また“海外出稼ぎ売春”の裏には、円安の影響も指摘されています。報酬は現地の通貨で支払われる場合が多く、日本円に替えると報酬が増えるため、ということです。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/900002104.html