【社会】オタク女子「アニメイベントには行くけど婚活に時間は…」→「年取ると結婚厳しいよ」の指摘に「そんなの嫌!孤独死したくない!」
【社会】オタク女子「アニメイベントには行くけど婚活に時間は…」→「年取ると結婚厳しいよ」の指摘に「そんなの嫌!孤独死したくない!」
今回ご紹介する幸子さん(仮名・43歳/会社員)は後者で、これまで婚活という婚活はしてきませんでした。やっと重い腰を上げて結婚相談所に登録しますが、なかなか婚活が進展せず、相談しに来てくれました。 幸子さんは、昔から恋愛に興味がある方ではなく、飲み会の誘いもなかったので、彼氏が最後にいたのは大学生の頃だそうです。ただ、子どもは欲しいので婚活をしようと思い、最近結婚相談所に登録したと話していました。
「3週間ほど前に登録はしたものの、まだ(男性へのお見合いの)お申し込みはしていません。仕事もありますし、なかなか婚活に割く時間が取れなかったんです。平日は仕事をして家に帰ると疲れてしまっていますし、週末はゆっくりしたいので婚活を進めようという気分になれなくて」と話す幸子さん。
しかしよく話を聞いてみると、趣味のアニメのイベントに行くなど、自分の好きなことに使う時間はしっかり取れているようでした。結婚したいけれど婚活を進めない幸子さんの行動を不思議に思い、もし本当に結婚したいなら、その時間を少し婚活に使ってみたらどうかと提案してみました。 「そうですよね……」と言いつつも、歯切れの悪い答えだったので、なぜ出会いを本気で求めようとしないのかじっくりと話を聞いてみることにしました。
「なんというか、どうせ申し込みしてもダメな気がしているんです。男性に断られる現実を見たくないのかもしれません」と幸子さんは本音を話してくれました。
もし本当に結婚をしたいと思うのであれば、何をすべきなのか。幸子さん本人が一番知っているはずです。現実から目を背け続ければ、彼女の現状は数年後も変わらないでしょう。
おそらくその時は、年齢を重ねてもっと婚活が厳しい状況になっているはずです。 以上のことを伝えると、幸子さんは「そんなの嫌です。孤独死したくない!」と感情的になっていました。その感情を婚活のエネルギーに変えれば、きっと婚活は進んでいくはずです。ただし、その感情をいつまで維持できるかが問題です。またいつもの居心地のよい生活に戻り、将来のことを考えないでいれば、熱意も薄れて、婚活を進めようという気力もなくなってしまうでしょう。
幸子さんだけではありません。自分の見たくない現実や、感じたくない気持ちを味わうことを恐れて、結婚したいけれど無意識に婚活を進められない人がいます。しかし、それではいつまでたっても結婚はできないでしょう。 本当に結婚をしたいのであれば、やはり挑戦することが一番効果的だと思います。40代にもなると挑戦することなんてほとんどないからこそ、婚活にチャレンジして日々に刺激を与えてみるのも悪くないのではないでしょうか。(抜粋)
https://joshi-spa.jp/1294652