【社会】「台湾有事なら沖縄離島12万人を本土へ」政府避難計画、本当に可能? 九州地方知事会が了承、準備は進むけど…

【社会】「台湾有事なら沖縄離島12万人を本土へ」政府避難計画、本当に可能? 九州地方知事会が了承、準備は進むけど…

1: ボレロ ★ 2024/06/13(木) 10:38:54.85 ID:??? TID:bolero
 政府が台湾有事などを念頭に、沖縄県宮古島市など先島諸島の住民らの避難先案を明らかにした。九州地方知事会議で了承され、各県で準備を進めるが、受け入れ先の自治体や住民には戸惑いも広がる。太平洋戦争で「疎開」の悲劇を経験した沖縄では、避難計画の現実性に疑問の声が上がる。

 内閣官房によると、1万人と仮定する観光客を加え、計12万人の避難者を想定している。宮古島市と多良間村は鹿児島空港、その他は福岡空港を経由する。国は8県に対し、空港からの輸送手段の確保、実際に担当する市町村の選定、宿泊所の手配や飲食物の備蓄など、約1カ月間の「初期計画」を来年2月までに策定するよう求めている。
 内閣官房の担当者によると、避難先の設定は「経由空港からのアクセス、コミュニティー維持のために必要な各県の宿泊設備の状況」を考慮したという。
 知事会議では、オンラインで参加した林芳正官房長官が出席者に計画への理解を求めた。同日午後の記者会見でも「各県と連携し、国民保護の取り組みを進めていく」と強調。しかし、前例のない計画作りを巡って、各県にさまざまな反応がある。
 山口県の村岡嗣政知事は11日の会見で、「地区ごとの人数が示されていない。現時点でどの程度の詳細な計画を作ればいいか、分からないところもある」と明かした。

 「『避難』と言えば命を守っている感じがして聞こえはいいが、要は疎開だ」。宮古島で基地反対の市民団体の共同代表を担う清水早子さん(75)は語気を強める。「疎開を必要とする事態とは一体何なのか。その説明も正面からできないのに、強制的に私たちを土地から引き離すことはあってはならない」
 市民団体「基地いらないチーム石垣」代表の上原正光さん(71)も首をかしげる。「12万人もの移動が有事にどうできるのか。リアルな暮らしをなげうって、国の『有事』という鶴の一声で知らない土地に行けというのか」と憤る。

詳しくはこちら(抜粋)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/332905


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