【漫画】漫画家「私は二次創作の同人誌が嫌い、めちゃくちゃ儲けている同人誌作家の利益は私には1円も還元されない」現役漫画家が明かした『二次創作』への違和感
【漫画】漫画家「私は二次創作の同人誌が嫌い、めちゃくちゃ儲けている同人誌作家の利益は私には1円も還元されない」現役漫画家が明かした『二次創作』への違和感
二次創作とは、既存の漫画のキャラクターやストーリーを第三者がアレンジして創作された、パロディ漫画やイラストのことである。コミックマーケットなどの同人誌即売会で販売されている同人誌にはオリジナルも多いが、人気を集めるのは二次創作の作品が多い。
その執筆にあたって、同人誌を制作する作家(同人作家)は基本的に著作権者の許可を得ていない。そのため、著作権者が知らないところでキャラクターの性格が改変されたり、場合によっては淫らな姿になったりすることもあるのだ。二次創作が嫌いと言う人気漫画家A氏はこう話す。
「はっきり言いますが、私は二次創作の同人誌が嫌いです。最近、著作者人格権の問題が議論になりましたが、二次創作にはあまりみなさん触れたがりません。しかし、私の漫画のキャラクターで成人向けの同人誌を無断で作る行為は、明確に著作者人格権を侵害していると思います」
当初、このインタビューは実名で行われる予定であったが、残念ながら匿名での出演となってしまった。匿名になったのにも理由がある。
「漫画家の間でも無言の同調圧力が結構あって、二次創作について『嫌だ』と大きな声では言いにくい雰囲気がある。周りの漫画家は二次創作について寛容なこともあって、私はやはり実名で訴える勇気はありませんでした」
同人誌の売上が作者に還元されていない
引用元: ・【漫画】「私は二次創作の同人誌が嫌い」「めちゃくちゃ儲けている同人誌作家の利益は私には1円も還元されない」現役漫画家が明かした「二次創作」への違和感