【パリ五輪】前代未聞の謝罪! IOCが開会式の奇抜演出を釈明「本当に申し訳ない」
【パリ五輪】前代未聞の謝罪! IOCが開会式の奇抜演出を釈明「本当に申し訳ない」
演出を担当したトマ・ジョリ氏が「フランスには創造や芸術の自由がある。我々には多くの権利があるのだと伝えたかった」と語ったように多様性をアピールすべくLGBTQのダンサーたちが登場。そしてエッフェル塔近くの橋でダンスパフォーマンスを披露。名画「最後の晩餐」の構図を再現した。
また、演出の途中にはフレンチ・ポップ界を代表するアーティスト、フィリップ・カトリーヌさんが、全身を青く塗った姿で登場。ギリシア神話に登場する「豊穣の神」ディオニューソスに扮したのだが、ほぼ全裸という衝撃のいで立ちは世間を騒然とさせた。
こうした演出に衝撃は広まり、フランス国内でも一部から批判の声が噴出。フランスのカトリック司祭の団体は「残念ながらキリスト教をからかう場面が含まれていた。深く残念に思う」との声明を発表する異例の事態となっていた。
世界的な反響を受け、国際オリンピック委員会(IOC)も動き出す事態となった。現地時間7月28日、パリ五輪の広報責任者を務めるアンヌ・デキャンプ氏は、「私たちにはいかなる宗教団体や特定の信念を軽視する意図はない。あれは寛容さと交わりを示すものだった。もしも、開会式で傷ついた人々がいるのなら本当に申し訳ない」と公式に謝罪した。
引用元: ・【パリ五輪】前代未聞の謝罪! IOCが開会式の奇抜演出を釈明「本当に申し訳ない」